①結論：全然可能むしろ、強みもある。あとは行動力だけ！
②自己紹介：新卒から建築のリフォーム工事関係の仕事をしていたが、仕事がハードで薄給、また海外に転勤がある為、一念発起し、まったくの未経験から30歳で看護師学校入りなおした。
③不安
- 女性の中で浮かないか？：看護専門学校に入ったがやはり女性の比率が多く男性は全体の10％程でした。しかし、以前より男性看護師が多くなっていると聞いた。確かに私の上の学年は男性が倍くらいいたので、納得した。女性よりは断然少ないが必ず男性もいるのでそこまで問題はなかった。むしろ少ない事で多くのメリットがありました。これはのちのち書いていきます。
- 若い人の中で浮かないか？：愛想よく最低限こちらから話かけたら大丈夫。そうしたら浮かない。現役生の中では社会人経験者は一目置かれているのが前提になってました。常に頼りにされている感じで、話しかけても全然嫌がられないし、むしろ頼りにされる。多少間違っても後で訂正すれば良いので自信をもって受け答えするのがベストでした。
- 日々の生活費：私は一人暮らししていたが、社会人から転職の為、「専門学校実践教育訓練給付金制度」が使え給付金を得ることができた。あとは単発のバイトにより、貯金無しでも殆ど働かずに学業に専念できた。
④実際に苦労したこと（リアル）
- 勉強：定期試験がある。学校にもよるがこれに落ちると進級出来ない。一番大事なのは過去問を先輩からもらう事。結構過去問と同じです。しかし、最後の国家試験は合格率９０％以上であるがちゃんと勉強しないと本当におちる。また、暗記だけではなく機序を理解しないといけないものも多々あるので、ある程度時間をかけて日々勉強しておいた方が良い。
- 実習：これが一番大変、落ちると卒業できない。もちろん知識・自己学習も大切ですが、一緒に同行する学校の先生とのコミュニケーションも大事でした。学校の先生が私たちを落とすか、落とさないか判断する。私も一度落とされ、再実習を一度だけしたが、それがまた精神的にしんどかったです。しかし、基本的に愛想よくやっていれば普通に受かるので、よっぽどでないと落ちない。
⑤男性社会人からの強み
- コミュニケーション能力：これは結構大きい。学校の先生もやはり現役生と社会人経験者では対応が違うし、基本自身をもって発言する事が一番大事。
- メンタル：社会人経験して看護師になるのは現役生と違い覚悟が違う。また経験値が違うので、先の展開が少し予測できる場面が多々ある。
- 女性ばかりの世界なので、男性は色々重宝される場面があります。力関係の仕事もそうですし、異性が居る事でその場が和むこともあります。
⑥どうやって乗り越えたか
- 勉強：勉強は基本毎日帰って復習した。予習はしてない。特に丸暗記でなく、機序を理解するのが大事。看護学校は特に根拠を強く求めらるので常に意識して学習するのがお勧め。また、看護記録など文章作成もあるが、これからはチャットGPTの使用が大きな助けになると思います。
- 実習：実習は学校の先生、実習先の看護師に愛想よく挨拶して、ハキハキした態度でのぞめば大丈夫。課題だされたら必ず時間がなくても必ずやる。ある程度適当でも良く、必ずやる事が大事と思います。落とされる人は期限を守らない人が多かった。決められた集合時間に遅れるなど、基本的な事ができていれば基本落ちない。私が一度落とされたのは、看護学校の担当の先生と相性が悪かった、ちょっとしたミスを過大に指摘された。コミュニケーション不足でした。
- コミュニケーション：女性は男性と違い、解決方法でなく、同調を求めている人が多いです。常に同級生、学校の先生、受け持ち患者さん、常に共感同調を意識すれば、いじめられたりもしないし、不利益を受けないので、共感同調と愛想が大事です。
⑦30代から看護師になったメリット（精神科の病棟7年の経験から）
- 給料の安定：看護師は夜勤あれば基本初年度から1年目から最低年収400万はあるイメージ。因みに今7年目ですが年収500万です。（私は地方で就職しました。関東などはもっと高いです）
- 休み：シフト制の為、必ずある。中小企業など社会人経験した人なら分かって貰えると人もいると思いますが休日出勤、サービス残業など結構あったと思います。看護師は基本無いので家に帰ってから時間がある。(何科で働くかにもよるが、後で書いてます)残業代も基本絶対でる。クリニック等で勤務してると別だと思います。また平日休みがあるので外出時お店が混んでいない。
- 転勤がない：基本同じ病院、病院内の移動はあるが。
- 出会い：圧倒的に女性が周りに多いので、彼女ができる。実は30歳まで付き合った事が無かったのですが、初めてできました。ただし、一人に絞る事。色々声をかけると直ぐに女性の間で噂が広がります。同級生でいました。あと、10個下とお付き合いされてる羨ましい人もいました。
- 定時帰宅：精神科看護師は特にだと思いますが、基本定時に帰宅できます。私は二つ病院経験していますが、基本定時です。もちろん病棟でクラスター等発生したら残業する時はあります。
⑧これから転職される方へのお勧め
- 看護師になったら何科に行けばよいか：精神科です。理由は男性スタッフが断然多い、私の経験では半々です。また、男性が多い分優しい人が多いイメージです。働きやすい。あとは整形外科、透析なども男性が多いので働きやすいと思います。また、一般科で働いている嫁さんの話を聞くと殆ど毎日残業している。その分もちろん給料は私より良いです。しかし、忙しいので周りもストレスが多いのか厳しい人が多く、いじめが多々あるそうです。
- 4年制ではなく専門学校へ行くのがおすすめ：単純に専門学校に行く方が早く看護師になれるからです。また、同じ考えで社会人経験者が多いです。つまり年齢層が高めなので話しやすいです。また、看護師になるのに年齢は関係ないと思います。40代で結婚してて看護師目指す男性、女性もたくさんいました。特に専門学校は多いです。
- 専門学校受けるなら：社会人枠もある学校たくさんありますのでお勧めです。勉強得意なら一般で受けるものありです。ちなみに私も一般で受けました。あと、看護学校も就職も試験は１次、２次、３次と募集ありますが、断然早めの１次が受かりやすいのでお勧めです。（私は勉強する時間が少しでも多い方が良いと考え３次受けて落ちて１年留年しましたので、皆さんはならないことを願います）
⑨まとめ
- 30代男性でも看護師転職は遅くないし、むしろ強みがある。しかし何でも行動するなら早めが良い。
- 男性なら精神科看護師がお勧め。給与、休みも程よくある。
- 看護学校受けるなら１次試験
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