①結論
30代からの看護師転職は 全然可能。むしろ社会人男性だからこそ強みが活きる。
あとは、行動するだけ。
②自己紹介
私は新卒で建築リフォーム業界に入り、激務&薄給、また海外転勤の可能性もあり悩んでいました。
そのため一念発起して 30歳から看護学校へ入学。まったくの未経験からのスタートでした。
③30代男性が抱えがちな不安と実際
●女性社会で浮かない?
看護学校は確かに女性が多く、男性は10%ほど。しかし近年は男性も増えてきており、実際に私の上の学年は男性の比率が倍ほどいました。
結論:全く問題なし。むしろ少ないことでメリットが大きい。
●若い子の中で馴染める?
愛想よく、自分から話しかければ大丈夫。
社会人経験者は自然と一目置かれ、頼りにされる場面が多かったです。
多少ミスしても訂正すればOK。堂々と振る舞うのが一番。
●生活費はどうする?
私は1人暮らしでしたが、
**「専門実践教育訓練給付金」**を利用して給付を受けられました。
さらに単発バイトで補填し、学校生活は問題なし。
④実際に苦労したこと(リアルな話)
●勉強
定期試験に落ちると進級できません。
重要なのは 先輩から過去問を入手 すること。
国家試験は合格率90%以上ですが、ちゃんと勉強しないと普通に落ちます。
暗記だけでなく「機序の理解」が必須。
●実習
一番きつい。落ちると卒業できません。
知識だけでなく 担当教員とのコミュニケーション が超重要。
私は一度落とされ再実習しましたが、精神的にかなりしんどかったです。
しかし、
- 挨拶する
- 怒られても素直に受ける
- 提出物の締切を守る
- 遅刻しない
これだけで基本落ちません。
⑤男性社会人の強み
- コミュ二ケーション:先生も現役生と社会人では対応が違う
- メンタルが強い:覚悟や経験値が違う
- 男性が少ないため重宝される(力仕事、雰囲気が和む等)
⑥どうやって乗り越えた?(具体策)
勉強
- 予習より復習を優先
- 丸暗記ではなく根拠を理解
- 記録物はChatGPTが心強い味方(今は本当に便利)
実習
- とにかく愛想よく
- 必ず課題は期限内に提出
- 挨拶・返事・時間厳守
落ちる人はほぼここができていません。
コミュニケーション
女性は“解決”より“共感”が大事。
「分かるよ」「大変だったね」を意識するだけで人間関係は驚くほど良くなる。
⑦30代から看護師になったメリット
(精神科看護7年の経験より)
- 年収は初年度から夜勤ありで400万円以上
- 夜勤ありで7年目の現在、年収500万
- サービス残業なし / 休日出勤なし(科による)
- 平日休みで快適
- 転勤なし
- 出会いが多い(女性が多い環境)
※ただし一人に絞る!噂が一瞬で広がる - 精神科はほぼ定時帰宅
⑧これから転職する人へおすすめ
●科は何がいい?
精神科が断然おすすめ。
- 男性が多く働きやすい
- 優しい人が多い
- 定時で帰れる職場が多い
次点:整形、透析
一般科は学び多いけど残業が多い。いじめも発生しがち。
●4年制より専門学校がおすすめ
理由
- 早く看護師になれる
- 社会人が多く年齢層が高いので馴染みやすい
- 40代の入学生も珍しくない
●受験するなら「1次試験」一択
早い時期ほど倍率が低く受かりやすい。
私は3次試験を受けて落ち、1年遅れました…みんなには早めをおすすめします。
⑨まとめ
- 30代男性でも看護師転職は余裕で可能。むしろ強み。
- 行動は早めに。
- 科は心理的にも生活的にも「精神科」が特におすすめ。
- 看護学校は1次試験で受けるべき。

コメント